タップダンスシチーと言えば人気薄で有馬記念をシンボリクリスエスの2着に激走した印象が深く、私はその映像をLIVEで見て1口馬主に入りたいと思い、現在があります。
またジャパンカップでは、タップとザッツザブレンディのタップザッツ馬連1点勝負3000円を制し、初めて20万超えの大勝ちをさせてもらった非常にありがたい思い出もあります。
そんなクラブの英雄タップダンスシチーの初年度産駒がこのプレザントシチーですが、正直、タップの仔は血統的裏付けがなく、どちらかと言えば走らない確率の方が高いと個人的に思っていましたので、産駒を購入するつもりはありませんでした。しかし、あまりの馬体の良さに惹かれて衝動買いをしました。
私は活躍馬のエスポワールシチーもステップシチーも馬体の良さで購入した経緯があり、もちろん同様の考え方で失敗した例も少なくありませんが、自分の相馬を信じることにしています。
その意味では、このプレザントシチーは私が思うかなりいい馬体で、比較的血統が地味で、あまり好馬体の募集馬の少ない友駿ホースクラブ募集馬の中では際立つ存在でした。
また、母の産駒であるスカイハイシチーも未勝利を勝ち上がり、500万クラスでもそこそこやれそうな手応えの時期で、その弟プレザントシチーも私の目標2勝は達成できるかなと思いました。
そして、もう1つ大きな決め手は預託厩舎が佐々木晶三厩舎だったことです。佐々木晶三厩舎はタップダンスシチーの功績からクラブの良血期待馬を一手に引き受ける存在であり、多くの募集馬には通常価格よりも上乗せされた”佐々木晶三厩舎割増料金”が確実にありました。
そんなことから、友駿ホースクラブ2006年産募集馬は高過ぎて敬遠し、無料提供馬のセゾンシチーは魅力ながらもその時の募集馬を1頭も買わなかった経緯があります。
しかし、今までは佐々木晶三厩舎預託予定の募集馬が私の思う金額よりも高過ぎたので佐々木晶三厩舎に縁がなかっただけで、佐々木晶三厩舎には非常に魅力を感じていましたし、無料提供馬ダブルダンスシチーでも味わった、何週も先のことまで考えての綿密な計画されたプログラムは大いに評価しています。
今回も種付料50万円のタップの仔に未勝利の母で募集総額1200万円ははっきり言って高過ぎると思いますが、そういったことから1口価格24000円をドブに捨てる気持ちで購入を決断しました。
ここに愛馬プレザントシチーが誕生しました。
競走成績は素晴らしいタップダンスシチーですが、2007年度産107頭のうち、2009年10月9日現在、中央勝ちゼロどころか、3着以内は1頭もおらず、やはり大苦戦。唯一リネンダイドウが新馬戦5着、未勝利戦4着と2度掲示板に載っただけで、それ以外の産駒は全て掲示板にも載れていません。
これは非常に深刻で、タップダンスシチー自体も超晩成だったとはいえ、2歳時に勝ち上がることができなければクラシックには縁がなく、馬主としての楽しみは激減します。
また、いくら晩成でも3歳10月までは勝ち上がらなければ未勝利戦はなくなり、引退を余儀なくされるのでどうしようもありません。
今後の巻き返しに期待したいところですが、やはり種牡馬としての評価を大きく下げてしまったことは間違いのない事実です。
では、プレザントシチーの詳しい分析です。
父 タップダンスシチー アーニングIDX 1.00 評価 B−
母 ミスザイール 未勝利 評価 E
母父 Zafonic 評価 B−
兄弟 スカイハイシチー 1勝 評価 D
生産牧場 幌村牧場 評価 E
調教師 佐々木晶三 評価 A−
馬体 評価 B+
総合評価 1.91 評価 D
父タップダンスシチーは上記参照。中距離を得意とし、ジャパンカップGTと宝塚記念GTをはじめ金鯱賞GUの3連覇など競走成績は抜群。
本馬は初年度産駒の為、アーニングIDXは仮の数字1.00を代入しているが、現在の産駒の成績からはこれを大きく下回ることは必至。当時の種付料は50万円。これも今後は下がるだろう。
2009年10月9日現在、中央での勝ち馬はおらず、プレザントシチーは勝ち上がれば父の代表産駒になれる可能性も大いにある(笑)。
正直、私の想像通りの酷さで、プレザントが全く走らなければ、2度とタップ産駒を購入することはしないでしょう。
母ミスザイールは12戦0勝、2着1回。期待され輸入された馬だったが勝ち上がれず繁殖入り。産駒はスカイハイシチーが1勝しているが、他はほとんどが獲得賞金ゼロ。プレザントの2つ上の姉エクレアシチーは今大爆発している種牡馬マンハッタンカフェの子供ながら獲得賞金ゼロで引退。
常識的にはマンハッタンカフェをつけて全く走らなかった母にタップダンスシチーを付けたところで走らないと推測されるが、こればかりは相性もあるので未知数。
本馬は母の12歳の時の産駒で、繁殖適齢期内の出産だが、若い時に輩出した以上の子供を出すかと言えば年齢的に疑問視される。
母父のZafonicはザカリヤ(ニュージーランドトロフィーGU)やルゼル(青葉賞GU)など産駒は日本でも活躍。母父としても評価「B−」と平均以上の活躍で期待が持てる。
兄はスカイハイシチー(父マヤノトップガン)は1勝で現役。500万昇級後も4着3着と堅実な成績。その後低迷して現在に至るが、2勝はギリギリ出来る程度の能力と思われる。
生産牧場の幌村牧場は、206頭もの馬を輩出しながら、1000万クラスの勝ち馬が出ないという低迷ぶり。私のようにプレザントに2勝しか望まないのであれば達成可能だが、重賞だGTだというと夢のまた夢。
預託厩舎の佐々木晶三調教師は友駿ホースクラブのタップダンスシチー(GT2勝)が代表管理馬ですが、2006年産あたりで友駿ホースクラブに大量に(駄)馬を押し付けられ、成績は低迷。また、本年からキャロットクラブの馬も管理するなど、徐々に良血思考?に転じ、以前よりも友駿ホースクラブに対する扱いは軽くなっています。
しかし、今まで他の一流厩舎と比べると明らかに血統的に見劣りする馬たちの中で、コンスタントに勝ち星を増やし、常にリーデイングの上位にいるのは師の手腕以外の何物でもありません。
最近は北海道では三浦皇成騎手、新潟や福島では中舘英二騎手、西日本では佐藤哲三騎手を中心としたなかなかいい騎手を使用し、武豊騎手や安藤勝己騎手に依頼することもあります。
まず前もって数週間後の出走予定レースを決め、無理のない予定を組み、そこに向かって丹念な調教を施すことから、仕上げはきっちりとしており、そのことが好結果を生んでいると思われます。しかし、逆に言えば、きっちりと仕上げるので出走回数はやや少くなります。
もっとも、関東の厩舎にありがちなほとんど仕上げず出走回数ばかりを増やし、出走手当を狙うのは私は好きではなく、きっちりと仕上げて馬の能力を十分に出させる師のやり方は大いに賛同できます。
比較的預託厩舎の弱い友駿ホースクラブにあって、きらりと光る存在です。
馬体は「B+」で、血統的に見劣る友駿ホースクラブの募集馬の中にあって、かなりの好馬体と思います。
皮膚が薄く内臓等も異常はなさそう。毛ヅヤも他馬に比べて良く見える。また、飛節が大きく脚力がありそうです。首差しの角度は低く距離の融通が利きそうです。上手くいけば、芝の中距離あたりを走れるかも知れません。そして、大切な筋量もそこそこあります。
背中の感じもいいですね。
しかし、繋ぎが高いのは気になります。クッション性が低く、故障の不安があります。また、ダート向きと思われます。ですから、目指すは芝の中距離を走れる馬ですが、ダート1800m辺りが主戦場となる確率が高そうです。また、首が少し細く、非力な印象を受けます。もし、ダートが主戦場であるならば、非力な馬ですと、どうしようもありません。
馬体を総合的にみると、良くない部分もありますが、良い部分が多く、不安よりも期待の方が大きいです。また、まだ当歳での写真ですし、これから成長して更に逞しい体つきになるかも知れません。
総合評価1.91で、母と産駒の成績から大きく評価を下げています。また、上記に示しましたように、父タップダンスシチーの初年度産駒ということで、仮のアーニングIDX1.00を代入して計算していますが、実際には産駒の活躍から相当評価が落ちることは間違いなく、総合評価ももっと低く考えるべきで、馬体と厩舎、そして母父がそれなりという以外は強調点がなく、常識的には走り辛いと考えられます。
というわけで、過度な期待はしておりませんが、2007年産の友駿愛馬4頭(オバマシチー、フローラシチー、エンパイアシチー)の中では断トツに期待しております。がんばれプレザントシチー!!
10月30日に更新されたクラブHPのプレザントシチーの近況によりますと、プレザントシチーは10月30日までに検疫がとれ、無事に栗東トレセンに入厩したとのことです。
次は馬名登録とゲート審査ですが、このまま順調に行けば年内にはデビューができそうですし、楽しみですね。ちなみに2歳愛馬7頭の内一番最初に入厩したことになります。いやぁ、今年も2歳愛馬の始動の遅いこと。
私は愛馬で活躍したステップシチーもエスポワールシチーもデビュー前の追い切りでその才能をいい当てました。今回もデビュー前の追い切りの動きに注目です。
我らが愛馬ミスザイールの07(サラエボU)は2009年11月9日予定通りプレザントシチーの名でJRAに馬名登録されました!!
これで詳細な追い切り情報や入厩・放牧の迅速な情報を得ることができます。これからの追い切りの動きに注目ですね。
本日(11月12日)臨時に更新されたクラブ公式HPのプレザントシチーの近況で、本日プレザントシチーがゲート試験に合格したことが報告されました。お見事1度の試験で合格です。
しかし、昨日(11月11日)の近況報告では
佐々木師は「坂路に入れて乗り込んでいましたが、若干疲れが出てしまいました。そのため、筋肉注射を打って良化を図りましたが、まだ体力面の強化が必要です」と話しています。
と体力のなさを露呈しました。果たして大丈夫なのかタップダンスシチー産駒!!
11月12日 栗東E 重馬場 ゲート強め
助手
13.9
14.8
15.2
11月19日 栗東ニューポリトラック 良馬場 一杯
助手
6F 86.4
5F 70.8
4F 56.1
3F 41.8
1F 13.6[8]
アリエナイ(2歳未勝利)馬なりの内同入脚色劣
11月26日 栗東ニューポリトラック 良馬場 叩き一杯
助手
6F 82.8
5F 67.7
4F 53.4
3F 39.5
1F 12.8[7]
メイショウハクサン(2歳新馬)一杯の外クビ遅れ
12月2日 栗東ニューポリトラック 良馬場 強め余力
佐藤哲三
6F 83.2
5F 67.7
4F 53.3
3F 39.8
1F 12.5[7]
ショウリュウムーン(2歳未勝利)馬なりの内を追走クビ遅れ
12月6日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力
助手
4F 53.3
3F 38.6
1F 12.9[8]
サクシード(2歳未勝利)馬なりの内同入
12月9日 栗東坂路 良馬場 叩き一杯
助手
4F 57.0
3F 42.4
2F 28.4
1F 14.5
ヒジビビッド(2歳新馬)強めを0.3秒追走0.6秒遅れ
11月12日、この練習後、ゲート試験に合格しました!!うーん、決して二の脚が速い方ではなさそうですね。もちろん、まだわかりませんが。昨日(11月11日)の近況報告ではまだまだのようですし、父タップダンスシチーのような晩成の様相です。
とにかく、これからの追い切りの動きに注目いたしましょう。
11月19日、佐々木晶三師得意のDWに変わって新しく出来たニューポリトラックでの追い切りとなりました。併走相手は既走馬ですが、それにしても相手は外を回って馬なり。こちらは内を通って一杯追いで脚色で劣勢ですから、正直まだまだですね。
やはり、デビューせずに牧場で乗り込まれるパターンになるのではないでしょうか。もっとも、まだ初めての長め一杯ですから、次回の追い切りはもっと動けるかも知れませんが。
11月26日、先週に引き続きニューポリトラックで追い切られました。佐々木晶三調教師は改修前のDWでの追い切りが中心でしたが、ポリトラックに確実に移行されているようです。
プレザントシチーは先週よりもしっかりと時計を縮め、馬体はでき上がっているようです。しかし、平凡な動きで、例えばこれが芝の中距離に出走するようなら、勝ち負けは難しいでしょう。もっとも今週出走するわけではありませんし、来週もう一本追い切れますから、どこまで動きが良化するかですね。
私の予想では来週出走すると思います。まさかエスポワールシチーで激アツな12月6日の芝2000mで降ろすのではないでしょうね。熱過ぎて燃え尽きてしまいそうです。
12月2日、エスポワールシチーを育て上げた男・佐藤哲三騎手が調教をつけてくれていますが、ジョッキー騎乗の割には冴えない動きです。ましてや外追走の2歳未勝利馬に遅れをとっています。
その詰らない時計や冴えない動きから、本日のクラブ公式HPの近況報告では、当初予想された芝ではなく、ダートでおろすという佐々木晶三調教師のコメントが発表されました。そりゃ、この程度の動きですと、とても芝の2000mなどでは勝ち負けは出来ません。ダートを選ぶ最大の理由は向いている向いていないではなく能力でしょう。
額面通りですと、未勝利脱出も危うい気がします。
12月6日、13−13程度で追い切られています。佐々木晶三調教師は完全にDWからポリトラックへ移行してきましたね。
12月9日、叩き一杯で平凡過ぎる時計。そして同じく2歳新馬の併走馬に千切られるなど全くいいところがありません。やはり能力的には未勝利脱出は厳しいと見た方が良いのかも知れません。
馬名 | 騎手 | 追い切り | ||
---|---|---|---|---|
アンテリジェンス | ||||
イルベカバーロ | ||||
キクノエクラ | ||||
コスモイフリート | ||||
シャイニーブラック | ||||
テンシノオリジナル | ||||
トウカイトキメキ | ||||
トキノフウジン | ||||
ニホンピロビーナス | ||||
ネオジェイズレーヌ | ||||
プレザントシチー | ||||
ミッキーバローズ | ||||
メイショウユメドノ | ||||
メイショウレックス | ||||
メルシーサイレンス | ||||
ライモンダ |
スタート地点はホームストレッチの左端。4コーナーを回り終わってすぐのところ。
最初の1コーナーまでは、ある程度距離があるので、枠順の有利・不利はあまりない。
しかし、最初のコーナーまでの各馬の出方はレースの流れを大きく左右する。
他場のダート1700mに比べて逃げ切るのが難しいので、テンからガツガツ行くと最後の直線で脚があがる。
しかし、小回りコースなので基本的には先行力は必要。好位から抜け出すのがベストだ。
後方一気は難しいが、マクリ差しは決まりやすい。このあたりは展開次第。
予想の際にはメンバーの脚質を考え、ペースを読む癖をつけたい。
また、芝1200mと同様にこのコースを得意としている馬が出現しやすい。予想の際には、コース巧者に注意したい。
重賞競走は組まれていないが、500万クラスを中心に中京のダート戦では、この1700mが最も多くレースが組まれている。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 先行 ポイント 展開、コース適性 種牡馬ベスト ブライアンズタイム、サンデーサイレンス、アフリート 連対騎手ベスト 武豊、福永祐一、中舘英二、幸英明、安藤勝己 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分49秒7 1分48秒3 1分48秒6 2歳未勝利 1分49秒0 1分48秒6 1分48秒5 1分47秒1 2歳500万 1分48秒2 1分45秒9 1分46秒9 2歳オープン 1分46秒6 3歳未出走 1分50秒5 1分50秒5 1分48秒4 3歳未勝利 1分49秒1 1分48秒8 1分48秒0 1分48秒5 3歳500万 1分47秒4 1分46秒7 1分46秒1 1分47秒5 古馬500万 1分47秒8 1分47秒1 1分46秒8 1分47秒2 古馬1000万 1分46秒2 1分45秒2 1分44秒6 1分46秒1 古馬1600万 1分45秒5 1分44秒1 1分44秒3 古馬オープン 1分45秒3 1分45秒6 1分44秒6 1分44秒2
馬名 | 騎手 | 追い切り | ||
---|---|---|---|---|
アンテリジェンス | 松山弘平 | |||
イルベカバーロ | 古川吉洋 | |||
キクノエクラ | 田中健 | |||
増 | ギンザフットライト | 中舘英二 | ||
コスモイフリート | 石橋脩 | |||
増 | シゲルウジャス | 大江原圭 | ||
シャイニーブラック | 荻野琢真 | |||
テンシノオリジナル | 中村将之 | |||
トキノフウジン | 松田大作 | |||
ニホンピロビーナス | 酒井学 | |||
ネオジェイズレーヌ | 秋山真一郎 | |||
プレザントシチー | 赤木高太郎 | |||
ミッキーバローズ | 安藤光彰 | |||
メイショウレックス | 渡辺薫彦 | |||
メルシーサイレンス | 北村友一 | |||
ライモンダ | 国分恭介 |
増 は想定表にはなかった馬
馬名 | 追い切り日 | コースと 馬場状態 |
強さ | 騎乗者 | 追い切り時計 | 評価 |
---|---|---|---|---|---|---|
アンテリジェンス | 12月10日 | 栗東坂路良 | 一杯 | 松山弘平 | 55.1−12.7 | B− |
イルベカバーロ | 12月9日 | 美浦坂路良 | 馬なり | 調教師 | 53.3−13.0 | B− |
キクノエクラ | 12月9日 | 栗東B良 | 一杯 | 松山弘平 | 6F83.9−12.5 | C |
ギンザフットライト | 12月9日 | 美浦南W良 | 一杯 | 助手 | 5F68.6−13.3 | B− |
コスモイフリート | 12月9日 | 美浦南D良 | G強め | 嘉藤貴行 | 5F67.4−13.1 | B− |
シゲルウジャス | 12月9日 | 栗東CW良 | 一杯 | 助手 | 6F87.4−14.6 | D |
シャイニーブラック | 12月9日 | 栗東坂路良 | G一杯 | 荻野琢真 | 54.6−13.0 | C |
テンシノオリジナル | 12月9日 | 栗東ポリ良 | 一杯 | 上村洋行 | 6F81.0−12.2 | B+ |
トキノフウジン | 12月9日 | 栗東CW良 | 一杯 | 松田大作 | 6F84.9−12.9 | B+ |
ニホンピロビーナス | 12月9日 | 栗東ポリ良 | 一杯 | 助手 | 6F79.2−13.0 | B− |
ネオジェイズレーヌ | 12月9日 | 栗東坂路良 | 強め | 助手 | 53.4−14.2 | B− |
プレザントシチー | 12月9日 | 栗東坂路良 | 一杯 | 助手 | 57.0−14.5 | C |
ミッキーバローズ | 12月9日 | 栗東ポリ良 | 馬なり | 安藤光彰 | 6F81.8−12.9 | C |
メイショウレックス | 12月9日 | 栗東坂路良 | 一杯 | 渡辺薫彦 | 55.2−13.3 | C |
メルシーサイレンス | 12月9日 | 栗東坂路良 | 馬なり | 助手 | 54.8−13.6 | B− |
ライモンダ | 12月9日 | 栗東CW良 | 一杯 | 助手 | 6F83.8−14.5 | D |
私ほっさん厩舎と赤木高太郎騎手はたった1度2006年7月2日に愛馬パノラマシチーに騎乗していただいています。8番人気10着と人気通りで特にいい騎乗とは思えませんでした。
本年は2009年12月11日現在23勝、勝率4.9パーセント。
私の印象では目立たない感じですが、あっと驚かせて欲しいですね。
アンテリジェンス
追い切りの動きはたいしたことないが、4週に渡って一杯に追われている点はかなり強調材料。
イルベカバーロ
これもたいした動きではないが3週続けて強く追われており能力は出せる状態。
キクノエクラ
急仕上げで動きも悪い。
ギンザフットライト
追い切りは終いを要しあまりいいとは思えない。
コスモイフリート
追い切りは騎手騎乗の割には・・・。
シルクウジャス
これは酷い動き。
シャイニーブラック
本数は乗っているが一向に動きが良くならない。
テンシノオリジナル
さすがは橋口弘次郎厩舎の良血馬。いい動き。
トキノフウジン
追い切り量は十分だが、その割に目を見張る動きはない。
ニホンピロビーナス
動き、追い切り本数とも水準級。
ネオジェイズレーヌ
全体的な追い切りの動きは悪くないが終いがかかり過ぎ。
プレザントシチー
4週に渡って強めに追われているものの動きは良化しない。常識的には能力を疑うべき。動き、血統などから最下位近辺を予想。こんな状態で走るのなら少なくとも未勝利は脱出できるだろう。
ミッキーバローズ
追い切りでは常に併走馬に遅れ。
メイショウレックス
水曜日に一杯に追って、金曜日にも速い時計。太いのでは??
メルシーサイレンス
二の脚は速いが全体的な動きはイマイチ。先行は出来るが終いまで息が持つか心配。
ライモンダ
酷過ぎ。
テンシノオリジナル
トキノフウジン
ニホンピロビーナス
イルベカバーロ、アンテリジェンス
あまり何が勝つとは真剣に考えていませんが、プレザントシチーが大敗するであろうことは予想できます。正直12着前後だと思いますが、新馬戦は走ってみないとわかりません。僅かに期待します。
競馬ブック
短評は「荒れ模様」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 米満浩 長岡利 西村敬 シャイニーブラック ▲ △ ネオジェイズレーヌ ◎ プリザントシチー アンテリジェンス ◎ △ トキノフウジン ○ △△ メルシーサイレンス △ △ ニホンピロビーナス △△ △ イルベカバーロ ○ メイショウレックス △△ テンシノオリジナル △ ▲ ○ ミッキーバローズ ◎ △ △
あとは無印
デイリー馬三郎
予想印
◎ メルシーサイレンス
○ シャイニーブラック
▲ ギンザフットライト
以下省略
プレザントシチーは無印
プレザントシチー
「徐々に動きが良くなっている。硬さがあるのでダートを使うが、ローカルの相手なら。」(佐々木晶三調教師・デイリー馬三郎)
プレザントシチーのスタートは悪くないのですが、押っつけても押っつけても全然進まずに一気に後方2番手まで下がってしまいます。ここで勝ち負けはなくなりました。1コーナーでは外々を回りその後も外々を追走します。
ハナはニホンピロビーナス(結局5着)、2番手にはアンテリジェンス(結局10着)、3番手にはトキノフウジン(結局優勝)という隊列になります。
向正面でテンシノオリジナルが一気に外をマクッて上がっていきます。そのことでリズムを崩した馬たちは最後に失速し、それらを交わした後方のプレザントシチーが8着まで上がれるわけですが、そういった恩恵がなければ正直10着程度の内容だったと思います。
プレザントシチーは4コーナーでも外を回りコーナー半ばからムチが入る早仕掛けとなりますが、仕掛けてからの脚はまあまあ(38.4秒)だったと思います。スタートで後手を踏まず距離ロスもなければ未勝利勝ちとまでは言いませんが、もう少しやれるのではないでしょうか。
ちなみにプレザントシチー同様に父タップダンスシチー産駒が計3頭出走していたこのレースですが、それぞれ4着8着14着でした。
今回のプレザントシチーの走破時計1分50秒3稍重馬場は中京ダート1700mの2歳新馬戦の過去10年の平均勝ちタイムより約2秒も遅く平凡過ぎる時計と言えます。
二の脚が付かなかったことや、道中外々の結構な距離を走っていることがあるにしても悪過ぎる時計と評していいでしょう。
父タップダンスシチーが晩成だったように、プレザントシチーもまだまだ子供子供していますが、終いの伸びは水準級でした。それでも全体的な内容から未勝利クラスすら勝ち上がるかどうかは見えて来ません。それでも私がレース前に思っていたものよりは随分とマシでした。
これで佐々木晶三調教師のおっしゃるように叩いて良化するようであれば今後が楽しみです。とにかく次走までの追い切りの動きと次走を見ないとまだ何とも言えませんね。
ただ、将来オープンで走るような馬ではないとは言い切れそうです(笑)。
私はタップダンスシチーの種牡馬としての評価は低いと言い続けてきましたが、これだけ馬体の良く見えたプレザントシチーがこの程度の動きですから、やはり評価の低さは変わりありません。
しかし、プレザントシチーに関しては調教の動きから絶望視していただけに今回の出遅れて8着は内容としては薄いものの嬉しく思っています。
私の2007年産愛馬は計7頭いましたが、1頭はデビューできずに引退。このプレザントシチーが2歳愛馬デビュー第1号となり、結果はさておき、私にとって非常に価値の2歳愛馬のデビュー戦となりました。この時期ならまだまだ立て直すこともできます。2歳戦でデビューしてくれただけでもプレザントを褒めたいと思っています。
なんとも次元の低い話ですが、それくらい今年のほっさん厩舎はエスポワールシチー以外は低迷しているということです。なにせエスポの4勝以外は未勝利ですからね(涙)。来年は爆発する予定ですので(全く根拠はありませんが・・・)プレザントシチーにもいい流れに乗って欲しいですね。